白猫プロジェクトはサービス終了しそうなのか、インフレや大型アップデートで本当にオワコン化したのか調査してみました。
スマホゲームとしては大成功を収めた10年以上続くコロプラの看板ゲームですが、過去には散々炎上したことがあります。
実際に筆者が行なったデータの復旧についても解説するので、昔白猫プロジェクトを遊んでいた人も、久しぶりに遊んでみたい人も、ぜひ参考にしてみてください。
筆者の白猫プロジェクトの歴史は「ほぼリリースから遊ぶ→途中でやめる→また新しく始める→放置→データの復旧→放置」です。
白猫プロジェクトとはどんなゲーム?
『白猫プロジェクト NEW WORLD’S』とは、株式会社コロプラが運営する本格3DアクションRPGです。
スマホ縦持ちの簡単片手操作で、個性的なキャラクターや技を使って敵を倒していく王道アクションを楽しむことができます。
職業は全部で12種類あり(※2024年9時点)、それぞれ戦い方も大きく異なります。
- 剣士
- 武闘家
- ウォリアー
- ランサー
- アーチャー
- 魔道士
- クロスセイバー
- ドラゴンライダー
- ヴァリアント
- バーサーカー
- ルーンセイバー
- チェインルーラー
近接や遠距離など、パーティーは最大4人まで選ぶことができるので、クエストや好みで構成を考えましょう。
他にも、自分だけのタウンが作れる箱庭的要素もあり、各職業のステータスを上げたりゴールドなどを回収することができます。
また、重厚で読み応えのあるストーリーに加え、高難易度クエストの攻略や最大4人までの協力プレイなど、2014年にサービスが開始されて以来長く愛され続けています。
スタミナもなく、いつでもサクッと遊べるのが白猫プロジェクトです!
白猫プロジェクトは、2021年11月29日からタイトルを白猫プロジェクトから『白猫プロジェクト NEW WORLD’S』に改題しました。
各キャラクターのグラフィックやUIなどが大きく変わり、それまでのプレイでやりづらかった部分などがいろいろ改善されています。
2021年より前に白猫プロジェクトをよく遊んでいた人は、驚くほど遊びやすくなっているでしょう。
かなりブラッシュアップされました!
白猫プロジェクトといえば有名IPとのコラボです。これまでにもさまざまな作品とコラボしてきました。
鬼滅の刃やHUNTER×HUNTER、エヴァンゲリオンや呪術廻戦など、これほど多くの他作品の人気キャラクターが一堂に会したアクションゲームは他にありません。
夢の4人パーティーを組んで派手なアクションを楽しめるのが白猫プロジェクトの魅力なので、コラボが好きな人にもおすすめのゲームです。
そのキャラクターを操作できる楽しさこそ白猫プロジェクト!
白猫プロジェクトの基本情報
タイトル | 白猫プロジェクト NEW WORLD’S |
ジャンル(カテゴリ) | 本格3DアクションRPG |
リリース日 | 2014年7月14日 |
配信プラットフォーム | IOS、Android |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ内課金あり) |
容量(サイズ) | 約1.25GB |
年齢制限 | 12歳以上 |
運営会社 | 株式会社コロプラ |
公式サイト | https://colopl.co.jp/shironekoproject/ |
公式SNS | https://twitter.com/wcat_project |
ストア評価 |
白猫プロジェクトがサービス終了する可能性は?インフレやグランドクラスでオワコン化の理由
スマホアクションゲームの金字塔とも言える白猫プロジェクトですが、常に言われているのが「サ終しそう」「もうオワコン」などのネガティブな口コミです。
今に始まったことではなく、筆者がよく遊んでいたフォースターの時代から言われ続けていることですが、果たして本当にサービスが終了する可能性はどれくらいあるのか。気になっている人も多いのではないでしょうか。
これについて、この記事を書いている時点ではまず終わることはありません。むしろスマホゲーム事業においてはドラクエウォークに次いでコロプラの稼ぎ頭です。
白猫プロジェクトより売上がないゲームが他にいくつもあるのに、それらより先に白猫プロジェクトをサービス終了させることは普通ならあり得ません(あくまで売上に限った話)
全盛期よりユーザーが減ったとはいえ、アップデートやリアルイベントなどは頻繁に行われ、とてもサービス終了の空気があるとは言えないでしょう。
ただ、実際に売上が芳しくないのは事実で、一時期に比べればとてつもなく落ちています。こちらが2024年9月時点の売上予測です。
他の売れていないゲームに比べたら十分安定した売上を維持していると思いますが、白猫プロジェクトの全盛期は上記と同じゲームとは思えないほどの差があります。以下は2018年の年の売上です。
まさに大人気ゲーム!
当時はセルランでも一桁が定位置で、新キャラが実装されればSNSでもガチャ報告がバンバン上がるレベルでした。
そのときより大きく売上は落ちたものの、それでも根強い人気がありスマホゲーム市場というレッドオーシャンならぬブラックオーシャンを今でも生き抜いています。
インフレが過度なゲームとして有名
白猫プロジェクトがオワコンと言われる理由には、度重なるインフレが大きな要因になっています。
「白猫といえばインフレ」と答える人も多く、数々のキャラクターを実装する中でどうしても性能がぶっ壊れたキャラクターを実装してしまったことは少なくありません。
中でも有名なのが、2016年に起きた『パルメショック』で、白猫プロジェクトを遊んだことがある人なら知っている人も多いと思います。
パルメというキャラクターがモチーフ武器を持つことですべてをぶっ壊し、ゲームバランスはめちゃくちゃなものになりました。
白猫プロジェクトの炎上でこれを超えたものはおそらくないでしょう。
長いこと白猫プロジェクトを遊んでいる古参ならしつこいくらい聞いてきた話題だとは思いますが、やはり白猫プロジェクトを語る上で欠かせないことの一つです。
とはいえそれでも当時の白猫人気が衰えることはありませんでしたし、その後もインフレは続いています(笑)
大規模アップデート「グランドクラス」が大不評
2024年の大規模アップデートで実装された新システム『グランドクラス』があまりにも不評で、それによりオワコンとも言われています。
グランドクラスとは、各職業に新たな上位クラスを設けるもので、その仕様で新規ユーザーは入りやすくなったものの、今までの環境をリセットするようなやり方が古参を切り捨てる形となりました。
バトルのスピード感が魅力の一つなのに、それがリリース直後のようなもっさり感になってしまったとのこと。
ユーザーの中には「今までのアップデートで間違いなくダントツで失敗」「インフレ無双ゲーのままでよかったのに」という声もあり、新規ユーザーを獲得するためとはいえ、あまりにも極端なシステム変更は批判の的になっても仕方ないでしょう。
それでいてグランドクラス実装後に新規ユーザーが増えたかというと、無料人気でも変わらず低い順位のままなので、とても成功しているとは思えません。
また、同時にクエストクリアの報酬でもらえたジュエルを廃止したことも批判につながりました。
白猫プロジェクトの面白いところ
白猫プロジェクトの面白いところや良いところをご紹介します。
魅力的なキャラクターが多い
白猫プロジェクトといえば魅力的なオリジナルキャラクターが数多くいることです。
コラボキャラも多いゲームですが、今までに生まれた素晴らしいキャラデザの数々はこのゲーム最大の魅力と言えます。
筆者が始めたころに好きだったキャラクターは「ハルカ」で、声もデザインも好きで当時はこのキャラクターしか使っていませんでした。
白猫初期では回復ができる唯一の魔法使いであり、SP管理に四苦八苦しながら友人と協力プレイを楽しんだのは本当に良い思い出です。
「キャラの◯◯が好きだから白猫を遊んでいる」という人も多く、キャラデザは多くのスマホゲームの中でもトップクラスです。
クライヴとか他のキャラには目もくれずハルカ推しでした(笑)
ストーリーやイベントがよく作り込まれている
筆者は途中からほぼやっていないので新しいストーリーは分かりませんが、白猫は初期のころからストーリーの良さに定評があり、新しい章の開放が楽しみだった人は多かったのではないでしょうか。
アクションRPGという要素が好きで白猫を始めたのに、まさかストーリーをスキップせずじっくり読み込んでしまうとは思いませんでした。
メインストーリーだけでなく、茶熊や季節イベントなども面白く、まさに白猫の全盛期を盛り上げた要因の一つだったと思います。
振り返ると本当に懐かしく、素晴らしいイベントばかりでした。
アプリ落ちがなく安定した環境で遊べる
個人的にスマホゲームで重要視することの一つがアプリ落ちするかどうかです。これはスマホゲームにおいてかなり重要なことです。
今までも、まずは快適に遊べるかどうかでそのゲームを続けるか引退するか決めてきたので、その点において白猫プロジェクトは非常に快適で素晴らしいと思います。
通信環境やマルチプレイによっては多少カクつきがあるかもしれませんが、昔から白猫で遊んでアプリ落ちもラグもほとんど経験していないので、快適なプレイについては100点満点です。
どんなに面白いゲームでもアプリ落ちや端末の発熱がひどいだけでモチベがなくなります。
白猫プロジェクトの口コミ・評価
白猫プロジェクトの口コミをいくつかご紹介します。
実際に遊んだユーザーはどのように評価をしたのか、世間の反応も参考にしてみてください。
新キャラ毎回かわいいし引けたらモチベ爆上がりする
GC(グランドクラス)実装以降オワコン感半端ない
次はどんな作品とコラボするのか楽しみ!
トレジャーなんたら始めて石配布やめたのやばいでしょ
全職種揃えた推しのキャラを眺めるだけで幸せ
もっとユーザーの声を聞いてほしいよ…
白猫プロジェクトのデータ復旧はかなり難しい
白猫プロジェクトは長くサービスが続いているゲームなので、中には筆者のように「久しぶりに白猫プロジェクトで遊びたいけど、昔の遊んでたデータの復旧ってできないかな?」なんて人もいるのではないでしょうか。
冒頭で書いたように、筆者も2回目のアカウント作成後、アプリを端末から削除してしばらく放置していたのですが、久しぶりに遊んでみたくて復旧を試みました。
公式のお問い合わせから「データの復旧がしたい」と伝えて運営とやりとりが始まりましたが、登録時のアカウント情報から当時のデータ内(持っていたキャラや武器、フレンドの名前など)について質問され、それらに正確に答える必要があります。曖昧だと再度聞かれます。
これがなかなかに大変で、数年も放置していれば当然覚えていないことも多く、それでもなんとか絞り出して持っていたキャラやフレンドの名前などを回答しました。
アカウント情報が答えられても、データ内の情報について一切答えられないと復旧してもらえる可能性はかなり低いので、なんらかの事情があってログインできなくなったときに備えて、データ内の情報はどこかにメモしておくことをおすすめします。
ちなみに筆者の友人はいくつか答えられず復旧ができませんでした…
まとめ
白猫プロジェクトはサービス終了しそうなのか、インフレや大型アップデートで本当にオワコン化したのか調査してみましたが、2024年9時点ではサービス終了する可能性は低く、全盛期に比べて売上を大きく落としているとはいえコロプラのスマホ事業の中では稼ぎ頭の一つになっています。
インフレは昔から変わることなく続いていますが、2024年のグランドクラスが実装された大型アップデートがあまりにも不評で、これによりオワコン化がさらに加速したと言われています。
それでも1年すら続かないゲームが多い中、10年以上続いている白猫プロジェクトは本当にすごく、筆者もめちゃくちゃハマっていたことがあるゲームの一つです。
スマホの本格アクションゲームで代表的な存在なので、ユーザーの声に耳を傾けながらもっとサービスが続いてほしいと思います。
また、コロプラからリリースされた白猫プロジェクトとモンストのキャラでPvPができる『フェスティバトル』もレビューしています。ぜひ以下の記事からご覧ください。
今も昔も白猫シリーズが大好きです!