ポケモンスリープ(ポケスリ)が「怖い」や「永眠」と言われるのはなぜなのか。人気睡眠アプリがつまらないのか面白いのか実際に使ってガチレビューします。
使ってみたいけどやり方や仕組みが知りたい人も参考にしてみてください。
毎日の睡眠が楽しくなるとても画期的なアプリです。
自分の睡眠がデータで見られるのは面白い!
ポケモンスリープとはどんなゲーム?
『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』とは、株式会社SELECT BUTTONと株式会社ポケモンが開発・運営するシミュレーションゲームです。
自分の睡眠を記録して、そのデータからポケモンを集めて図鑑を埋めていく一風変わったアプリで、ただゲームとして楽しむだけなく、普段自分がどのような睡眠をとっているか知ることができる面白いアプリです。
使い方は簡単で、寝る時間と起きる時間を設定したらスマホの電源を入れたまま枕元に置き(自動で省電力モードに切り替わります)、朝起きたら取得したデータをチェックするだけです。
取得した睡眠データの内容から、自分と似た睡眠タイプのポケモンたちがホーム画面にやってきます。睡眠タイプは「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3つです。
珍しい伝説のポケモンや、シリーズおなじみの色違いも存在するので、翌日にどんなポケモンに出会えるかワクワクできる楽しさがあります。
かわいさ満点のクオリティで、忙しい人でも片手間で楽しめるのがポケモンスリープの魅力と言えるでしょう。
誰もが必ずしている「睡眠」が遊べるコンテンツになるのはすごい!
同じポケモンでも寝顔は変わってきます。
それぞれのポケモンの寝顔は出現場所と必要なランク数によって条件が異なるので、欲しい寝顔があれば条件を合わせて探しましょう。
どれも本当にかわいい!
ポケモンといえば個体値など厳選したやり込み要素がおなじみですが、例えばポケモンスリープでは性格も厳選要素の一つです。
性格には「さみしがり」「せっかち」「いじっぱり」などいくつかありますが、それによりお手伝いスピードやEXP獲得量などが変わってきます。
ほかにもポケモンの個体ごとにサブスキルや拾ってくる食材の種類が異なるなど、ランダム要素が多くあり飽きのこない厳選を楽しむことができます。
寝るだけかと思ったら結構本格的にポケモン要素があります!
ポケモンスリープの基本情報
タイトル | Pokémon Sleep(ポケモンスリープ) |
ジャンル(カテゴリ) | シミュレーション |
リリース日 | 2023年7月20日 |
配信プラットフォーム | IOS、Android |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ内課金あり) |
容量(サイズ) | 約700MB |
年齢制限 | 4歳以上 |
運営会社 | 株式会社SELECT BUTTON、株式会社ポケモン |
公式サイト | https://www.pokemonsleep.net/ |
公式SNS | https://twitter.com/PokemonSleepApp |
ストア評価 |
ポケモンスリープは怖い?永眠の意味とは?
ポケモンスリープは自分の睡眠が知れる面白いアプリの一方で、「怖い」「永眠」なんて不穏なワードでも検索されることがあります。
かわいらしいポケモンゲームなのに、一体何が怖い要素となっているのか。調べてみると納得の理由がありました。
その理由というのが「音」で、ポケモンスリープには睡眠データを取得した際に自動で録音も行ってくれます。以下が実際に録音した音声データです。
このように、睡眠中に一定以上の大きな物音がしたタイミングで録音が始まり、その音声データを聞くことができます。
筆者の場合、主に寝返りを打ったときの布が擦れる音がほとんどでしたが、中には「変な声が聞こえる」「家には自分一人のはずなのに足音が入っている」なんて顔面蒼白もののホラー体験があるようです。
ドアノブをガチャガチャする音が入っていても怖いですね…
結局のところ、怖い理由の真相はポケモンスリープそのものが原因ではなく、録音で取得した音声データにあることが分かりました。
録音は自分が寝言やいびきをどのくらいかいているか知ることができる大事な機能ではありますが、どうしても嫌な場合は設定から録音しないようオフにしましょう。
永眠の意味
「永眠」に関しては、ポケモンスリープを使いながら永眠してしまったとかいう怖い意味ではなく、アプリのリリースが延期したときに皮肉られて「永眠したんじゃね?」と言われたことが由来とのこと。
フレンドが飽きてしまったのかログインしなくなったことに対しても「フレンドが永眠した」と言われるようで、睡眠というテーマからこのように使われることが多々あるようです。
ただの言葉遊びですね(笑)
ポケモンスリープを実際に遊んでみた感想・レビュー!やり方や仕組みについて
筆者も実際にダウンロードして遊んでみました。計測のやり方や手順なども解説していきます。
ゲームを開始すると早速ネロリ博士から簡単に説明があります。
まずは就寝時刻を設定します。とりあえず23時半にしておきましょう。
睡眠計測はスマホだけでなく、ポケモンGOプラスプラスやスマートウォッチでも計測ができます。今回はスマホで計測します。
睡眠データを計測するためにマイクへのアクセスを許可します。
計測中はスマホの電源をオンにしておく必要があるので、電池の残量によっては充電しながら就寝することになります。
計測の準備ができたら枕元にスマホを置きます。なるべく自分の振動や音が入りやすい位置にしましょう。
画面は下にしておけば勝手に暗くなり、スマホを持ち上げると画面が点きます。
一応画面を閉じたバックグラウンド状態でも計測可能とのことですが、正確に計測したいので筆者は画面を閉じずに計測します。
あとはもう寝るだけ!
筆者はアラームで起きたくない派なので(自力で起きられるので)、アラームの時刻は適当にします。
リラックスして床に就きましょう。
おやすみなさい…(˘ω˘)スヤァ
それからだいたい7時間くらい経って起床。
それでは計測していきましょう。
睡眠時間がこちら。
スコアを100以上にするには最低でも8時間30分以上寝る必要があるとのことなので、普段の睡眠が短い人にとってはなかなか難しいかもしれません(笑)
時間帯ごとにどんな睡眠状態だったかグラフも見ることができます。
睡眠グラフの詳細はなんとなく載せるのに抵抗があったのでモザイクをかけましたが、だいたい平均的なグラフだと思います。
続いて睡眠タイプの判定です。
筆者は前述した3つの睡眠タイプの中から「ぐっすり」でした。ちゃんと眠れているようで安心です(笑)
眠った時間に応じた「ねむけパワー」がカビゴンに与えられます。
ぐっすり眠れば眠るほどカビゴンが成長してより多くのポケモンたちが集まってきます。
ホーム画面に戻ると、筆者と睡眠タイプが同じゼニガメが仲間になりました。
ストーリーとしては、新しい場所で新しいカビゴンと出会い、1週間ねむけパワーで成長させながらポケモン図鑑を埋めていくことになります。
睡眠は1日2回まで計測可能なので、夜だけでなく昼寝でも計測すればスコアを伸ばすことができます。
睡眠以外にもカビゴンに料理を作って食事を与えたり、ポケモンたちが集めてきた食材を回収したり、基本放置でのんびり楽しむことができるアプリです。
睡眠計測も本当に簡単で、何より自分の睡眠をしっかりデータとして計測したことがなかったのでとても新鮮でした。
「この時間帯は深い眠りについてるなぁ」とか「いびき全然かいていなくてよかった」など、筆者としては遊ぶ目的よりも睡眠データが取れることに感動します。
もちろんゲームとしても厳選要素などよく作り込まれています!
ポケモンスリープの残念なところ
ポケモンスリープの残念なところをご紹介します。
寝ている間も常に電源を入れておく必要がある
正確なデータを計測するためには電源を入れたまま就寝する必要があるので、そこに抵抗を感じる人がいるかもしれません。
特に充電しながらの使用はバッテリーの劣化を早めるので、毎日計測するか少々ためらってしまいそうです。
毎日計測する際は、なるべく電池は十分に充電してある状態で計測しましょう。
始める前は普通に画面もオフにできるのかと思ってました。
UIが親切ではなくテンポが悪い
今後のアップデートで改善されるかは不明ですが、全体的にUIがあまり親切ではありません。
例えば画面の切り替えに何度もタップして手間がかかったり、いちいち確認が多かったり、余計なモーションやスキップが満足にできなかったり、ところどころで不便に感じる部分があります。
テンポの悪さでユーザーがストレスを感じることなく、少ないステップで行いたい操作ができるよう改善してほしいですね。
ポケモンスリープの良いところ
ポケモンスリープの良いところをご紹介します。
何から何までかわいい!
ポケモンIPということもあり、とにかくかわいさが詰まっています。
寝ているポケモンがかわいいのもそうですが、個人的にたまらなくかわいかったのがアラーム音です。
アラーム音には「ピカチュウボイス」があり、これに設定すると「ピィカァピィカァ、ピっ!」というなんとも愛くるしい鳴き声でピカチュウが起こしてくれます。
また、睡眠中のBGMを流すことも可能で、ゆったりしたポケモンセンターのBGMが流れるのも非常に癒し効果がありました。
これはもう実質大谷育江さんの目覚ましですね。最高です。
余談ですが、大谷育江さんが出演された際のさんま御殿を以下にご紹介します。めちゃくちゃかわいいので見てください。
睡眠管理に役立つ
自分の睡眠がどんな睡眠か知らない人は多いと思いますが、筆者もポケモンスリープを使うまではまったく知りませんでした。
「ちゃんと深い眠りはできているのか」「いびきはかいていないか(ましてや睡眠時無呼吸症候群なんてことはないか)」など、誰もが共通して自分の健康のために知っておいたほうがいいことです。
そんな手助けとなるのがポケモンスリープで、ただ枕元にスマホを置くだけで睡眠データを計測してくれます。
睡眠管理に役立つツールとして利用できるのが大きなメリットと言えるでしょう。
もちろん無料で使えるアプリです!
ポケモンスリープの口コミ・評価
ポケモンスリープの口コミをいくつかご紹介します。
実際に遊んだユーザーはどのように評価をしたのか、世間の反応も参考にしてみてください。
ポケモンってことでほかの睡眠アプリからこっちに変えたけど、かわいすぎて最高!
操作性やスキップ機能のコレジャナイ感
寝顔や厳選などコレクション要素がしっかり楽しめる
計測できていないときがあるしバッテリーの消耗がキツくて続けられない
無料でこのクオリティは十分だけど計測回数が増えたらもっと嬉しい
全体的にもっさりしているのが気になる
このかわいさは一度体験してほしいくらいかわいい
ポケモンスリープにリセマラは必要?やったほうがいい?
ポケモンスリープのリセマラはおすすめです。
ゲーム性的に一見リセマラ要素はないように思いますが、前述したようにポケモンの性格やサブスキルはランダムに決められるため、最初にもらえるピカチュウを厳選することができます。
ただ厳選もやりすぎると相当な時間がかかってしまうので、ある程度の妥協ラインを決めてリセマラすることをおすすめします。
のんびり楽しむアプリなのでリセマラしなくても全然いいと思いますけどね(笑)
まとめ
ポケモンスリープ(ポケスリ)の評価はつまらないのか面白いのか、「怖い」や「永眠」と言われる睡眠ゲームをガチレビューしましたが、怖い理由は睡眠計測で録音できる音声データによるものが原因だったことが分かりました。
音声データの中に見知らぬ声が録音されていたり、背筋が凍る恐怖体験をされた人がいるようです。ただ筆者が実際に使ってもそのようなことはありませんでした。
睡眠計測は深い眠りの時間帯がはっきり分かったり、自分が寝言やいびきをかいているか確認できたり、思っていた以上に細かく計測されて感動するクオリティです。
また、ポケモンということもあり、さまざまなポケモンの寝顔やピカチュウのアラーム音など、随所でかわいい仕様になっているのでとてもおすすめの睡眠アプリです。
本当にかわいくて癒される!