ウィザードリィダフネの評価はつまらないのか面白いのか、3DダンジョンRPGをガチレビューします。
ウィザードリィシリーズの特徴を継承しつつ、初めて触る人でも楽しめるスマホゲームです。
キャラクターを自由に育成できる要素やダンジョン探索要素など、じっくりと楽しめるコンテンツが充実しています。
筆者は昔に少しだけウィザードリィシリーズを遊んだことがあります!
ウィザードリィダフネとはどんなゲーム?
『Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)』とは、株式会社ドリコムが運営する3DダンジョンRPGです。
ウィザードリィといえば1981年に米国のサーテック社が発売した3DダンジョンRPGシリーズで、ウィザードリィ8を最後に同企業は倒産したものの、シリーズの版権を日本の企業が取得して新作が作られ続けています。
ウィザードリィシリーズの大きな特徴とも言えるのが、プレイヤーの一人称視点でダンジョンを探索しながら、目標の敵を討伐したりキャラクターを育成するゲーム性です。
このシリーズ伝統とも言えるシステムや面白さを継承してリリースされたのがウィザードリィダフネで、本作もダンジョン探索からキャラクターの育成までしっかりと楽しむことができます。
プレイヤーは「奈落」と呼ばれるダンジョンで屍人として目を覚まし、遺骸から人を蘇生させる能力を使いながらさまざまな依頼を受けたりメインストーリーを進めていきます。
主人公を含めた種族や職業が異なる仲間たちと最大6人のパーティーでダンジョン攻略に挑みます。
ウィザードリィシリーズが大好きな人も、本作から初めて触る人も、誰でも楽しめるダンジョンRPGです。
多くのRPGの礎となったダンジョンRPGの金字塔です!
グラフィックやBGMなど、ゲーム全体のダークな雰囲気が非常に没入感があります。
扉の先には何があるのか、曲がった先はどうなっているのか、スマホゲームとは思えないほど作り込まれていて感動します。
このおなじみの一人称視点が雰囲気抜群で良い!
ウィザードリィシリーズといえば、やりごたえのある難易度ですが、本作でも序盤からそれなりに難しくなっています。
耐久力のないキャラクターだと敵の攻撃で一撃で倒れることも珍しくなく、メンタルが減った味方の蘇生も簡単ではありません。
ぬるい難易度のRPGに飽きている人にこそ遊んでほしいゲームです。
あまりの難しさに理不尽さを感じてしまう人も…(笑)
ウィザードリィダフネの基本情報
タイトル | Wizardry Variants Daphne |
ジャンル(カテゴリ) | 3DダンジョンRPG |
リリース日 | 2024年10月15日 |
配信プラットフォーム | IOS、Android、PC(Steam) |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ内課金あり) |
容量(サイズ) | 約7GB |
年齢制限 | 12歳以上 |
運営会社 | 株式会社ドリコム |
公式サイト | https://wizardry.info/daphne/ |
公式SNS | https://twitter.com/Wizardry_Daphne |
ストア評価 |
ウィザードリィダフネを実際に遊んでみた感想・攻略レビュー
筆者も実際にダウンロードして遊んでみました。
こういう感じのゲームは久しぶりで楽しみ!
物語はいきなりダンジョン内から始まります。
めちゃくちゃ強そうな悪魔から追いかけられます。
結局逃げ切れずバトルになりますが、まったく歯が立たず敗北しました。
クレジットが流れ終わると、いくつか質問されるので回答していきましょう。
すべての質問に答え終わると主人公のステータスと性格が決まります。
後述しますが、性格は中立が良いようですね。今から始める人は中立にしましょう。
亡霊の少女「ルルナーデ」がガイドしてくれます。すごくかわいいキャラデザ。
そしてプレイ中に何度もあるのが、右手をかざしたものを蘇らせるといったもので、人骨やガラクタなどを復元させていきます。
チュートリアルのダンジョン探索を進めますが、操作性は特に快適でも不快でもありません。ダンジョンRPGならこんな感じなのかなと。
ストーリーを進めて少しずつ仲間も増えてきました。
だいぶ長いチュートリアル?を終わらせてようやくガチャまできました。これはリセマラが不可能なレベルでチュートリアルが長いですね。
ウィザードリィダフネのガチャは、持っている骨(遺骸)から蘇生させたキャラクターが仲間になりますが、これがとても斬新で面白いと思いました。
今まで遊んできたどのスマホゲームよりも面白いガチャ演出かもしれません。
SSランク確定に加えて10連以上回せたので、早速全部の遺骸を使いました。
ガチャを回せたことでやっと6人編成ができるようになりました。
その後もこのパーティーで奈落に挑戦していますが、思った以上に敵が強く、序盤にもかかわらず普通に主人公が死んでしまうこともありました。
物理がほとんど通らない敵も多く(てかミス多すぎ)、魔法が使えるキャラは必須ですね。アダムとフルートが大活躍です。
久々にRPGとしてやりごたえのある難易度で、慎重にダンジョンを進める感覚はとても新鮮で楽しめました。
これは好みの人が多そう!
ウィザードリィダフネの残念なところ
ウィザードリィダフネの残念なところをご紹介します。
取り返しのつかない要素がある
ゲームを進めていると取り返しのつかない要素が存在します。例えばどのようなものがあるのか、以下にご紹介します(※2024年10月時点)
- 冒険者登録の名前
- 主人公の性格
- キャラロスト
主人公の名前はあとから変更可能ですが、仲間の名前は一度つけたものから変えることはできません。名前はモチベにも関わってくるので、大切なキャラほど慎重に決めましょう。
ゲームを始めると最初に主人公の性格を決めますが(10個の質問に回答して決まる)、あとから変更することはできないので偏りのない「中立」で始めることをおすすめします。
そしてもっともきつい取り返しのつかない要素がキャラロスト(キャラの消滅)で、仲間が死亡して寺院での蘇生も失敗すると、灰となりキャラクターは完全に消えてしまいます。ガチャから出た最高レアとか関係ありません。
ただ、これこそ難易度が高くやりごたえのある要素でもあるので、個人的にはキャラロストはあっていいと思います。よりダンジョン攻略に緊張感が生まれるでしょう。
名前や性格などは今後のアップデートで変わる可能性がありそうですね。
グロテスクな描写が多い
もともとウィザードリィシリーズが好きな人にはなんてことないと思いますが、戦闘シーンやモンスターにグロテスクな描写(表現)があります。
例えば敵を攻撃すれば、人間でもモンスターでも血しぶきが飛びます。
ダンジョンに出現するモンスターはゴブリンなど定番のデザインもありますが、異形と呼ばれるえぐい見た目をした敵もいます。
普段からよくRPGを遊ぶ人なら気にならないと思いますが、苦手な人は苦手だと思うのでご注意ください。
ダンジョンでこんなのに遭遇したら全力で逃げます。
ウィザードリィダフネの良いところ
ウィザードリィダフネの良いところをご紹介します。
本格的に難しくやりごたえのある難易度
前述したように序盤からしっかり難しくて普通に主人公が倒れます。
マップもどこに何があるのか、扉を開けて無意味な一マスの行き止まりなど、リアルな迷宮を探索しているような面白さがあります。
一人でじっくり難しいダンジョンRPGをやるなら、ウィザードリィダフネは傑作ではないでしょうか。
先へ進むほど難易度は高くなります!
キャラデザが結構かわいい
登場するキャラクターのデザインがかわいいのも魅力です。
前述したガイド役のルルナーデ以外にも、ギルドの受付係をやっているアルナなど、どの子も素晴らしいキャラデザです。
ゲーム全体が暗すぎる雰囲気の中、フルボイスで癒しを与えてくれます。
町へ戻ったらまずはアルナちゃんに会いに行きます。
ウィザードリィダフネの口コミ・評価
ウィザードリィダフネの口コミをいくつかご紹介します。
実際に遊んだユーザーはどのように評価をしたのか、世間の反応も参考にしてみてください。
自分のペースでじっくり遊べるからハマってる
進行不可のバグとか多いけど直ったら神ゲー
すごい!Wizの魅力が最大限に詰まってる!マジで面白い!
奇襲が理不尽すぎる
半端な強化では攻略できない難易度が素晴らしい
片手間でサブゲーとしてできるボリュームじゃないから自分は難しそう
ウィザードリィダフネにリセマラは必要?やったほうがいい?
ウィザードリィダフネのリセマラは個人的にはおすすめしません。
ガチャが引けるまでがかなり長く、一部のストーリーをスキップしても30分くらいかかります。とてもじゃありませんが粘れません。
ただ、本作は所持している味方が攻略のすべてと言えるくらい重要ではあるので、序盤から強い構成を作れるかどうかは非常に大事になってきます。
そのため絶対にリセマラしないほうがいいとは言えませんが、リセマラする場合は相当な時間がかかることを覚悟する必要がありそうです。
メインゲームとしてしっかり楽しむならリセマラもありかも?
まとめ
ウィザードリィダフネの評価はつまらないのか面白いのか、3DダンジョンRPGをガチレビューしましたが、シリーズをほとんどプレイしたことがない筆者でも、その世界観にのめり込んでしまうほどのクオリティでした。
一つの判断が命取りになるような難易度の高さや、入り組んだダンジョンを探索しながら踏破する面白さなど、シリーズを知らない人でもしっかり楽しめる設計になっています。
歯応えのあるゲームを探している人にはぴったりのRPGと言えるでしょう。
ぜひ一度触ってみてほしいゲームです!