鳴潮とはどんなゲームか徹底解説します。
ユーザーのリアルな口コミや評価もまとめるので、面白いのかつまらないのか気になっている方は参考にしてみてください。
オープンワールドアクションRPGの鳴潮は、超美麗グラフィックでバトルから探索まで高い自由度で楽しめるゲームです。
また、原神のパクリと言われて炎上した件についても簡単にまとめます。
無課金でも十分楽しめるゲームです!
鳴潮ってどんなゲーム?
中国のゲーム開発会社『KURO GAMES』がリリースした無料ゲーム『鳴潮(メイチョウ)』は、オープンワールドの世界を舞台にしたアクションRPGです。
オープンワールドについては以下の説明をご覧ください。
オープンワールド(Open world)とは、ゲーム内の仮想世界において、移動的制限の無い、プレイヤーが自由に探索し、目的に到達できるように環境設計されたコンピュータゲームを指す用語である。
引用元:ウィキペディア(Wikipedia)
広大な世界を駆け回り、お気に入りのキャラクターで強大なボスとの戦闘やアイテムの収集など、自由に冒険することができます。
鳴潮最大の魅力は、何と言ってもその美麗なグラフィックにあります。以下のトレーラーを拝見するだけでもフィールドからキャラクターまでとても無料のクオリティとは思えません。
高いグラフィックに加えて、奥深い戦闘アクションがさらに無料ゲームとは思えないクオリティに仕上がっています。
ストーリーについては、記憶を無くした主人公が『漂泊者』となり、失った記憶を探しながら終末世界を旅する内容になっています。
物語が進むにつれて世界に災害を起こそうとする『残星組織』と呼ばれる敵組織が現れたり、さまざまな仲間との出会いがあったり、壮大な世界観を体験することができます。
行きたいところへ自由に行ける楽しさ!
鳴潮はオープンワールドならではの豊富なコンテンツ量が魅力の一つです。
戦闘はもちろん、思うがままに好きなところへ向かったり、アイテムを収集したり、さらにフィールドにはミニゲームなども用意されています。
壁を走ったり空を飛んだり、スタミナを消費することなくフィールドを駆けることができるので、その自由度の高さとコンテンツ量によって飽きのこないゲームになっています。
アクションRPGで大事な要素の一つがアクション性ですが、動きがもっさりしていたりコマンドが少なかったりすると、単調な戦闘でつまらないものになってしまいます。
その点鳴潮は、通常攻撃・スキル(共鳴スキル)・必殺技(共鳴解放)だけでなく、ジャスト回避やパリィ(受け流し)などもあり奥深い戦闘が可能になっています。
さらに条件を満たすと仲間を召喚できたり、キャラクターによってはボタンの長押しでタイミングを図り大ダメージを与えることもできます。
技術的な要素が高く、コンボを決める爽快感があるため、アクション性重視の方にも非常におすすめです。
スキルも見た目も個性的なキャラクターが多く、お気に入りのキャラクターが着実に強くなっていく楽しさも醍醐味の一つです。
また、キャラクターだけでなくガチャで手に入れた武器も強化できたり、エンドコンテンツ的な育成要素もあるので、長くまったりと遊ぶことができます。
好きなキャラをずっと使いたくなります。
鳴潮の基本情報
タイトル | 鳴潮(メイチョウ) |
ジャンル(カテゴリ) | アクションRPG |
リリース日 | 2024年5月23日 |
配信プラットフォーム | IOS、Android、PC |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ内課金あり) |
容量(サイズ) | 約12GB |
年齢制限 | 12歳以上 |
運営会社 | KURO GAMES |
公式サイト | https://wutheringwaves.kurogames.com/jp/ |
公式SNS | https://x.com/WW_JP_Official |
ストア評価 |
鳴潮を実際に遊んでみた感想・レビュー
筆者も鳴潮をダウンロードして遊んでみました。
流れるムービーの一つひとつが非常に美しく、じっくり画面を見入ってしまいます。
イベントムービーはスキップできるものもあれば、スキップできないものもあります。そのため詳しくは後述しますが、リセマラする場合は結構な時間がかかるようになっています。
筆者はiPhoneで操作してみましたが、移動や攻撃の操作にそこまで大きな問題はないものの、敵との距離感が掴みにくくて攻撃が空振ってしまうことがしばしばありました。カメラワークももっと快適になるよう改善してほしい。
鳴潮はスマホだけでなくPCにも対応しており、PCであればコントローラーやキーマウスで遊ぶことができます。スマホよりコントローラーの方が圧倒的に操作はしやすいと思うので、可能であればPCでのプレイをおすすめします。
チュートリアルを進めていくとイベントボスとの戦闘になりますが、この場面の処理が重く、筆者のスマホでは多少画面がカクつくことがありました。
ストーリーはなかなか理解しづらいものの、専門用語が多いだけで翻訳の違和感はありません。声優さんも素敵な演技をされています。
ちなみに声優は石川由依さんや小清水亜美さん、花江夏樹さんや森川智之さんなど、豪華声優陣が声を当てています。
チュートリアルを終えるとガチャが解放されますが、初心者応援として天井の低いガチャが用意されており、ランダムで最高レア(星5)のキャラが手に入りやすくなっています。
最初に星5キャラが一体でもいるとモチベもかなり違うので嬉しいですね!
星4のキャラでも見た目は最高レアかな?ってくらい良い感じです。良い意味でちょっと古臭い感じが好み。
そして筆者が引けた星5キャラがこちら!
セフ◯ロス…?(※声優さんも同じ)
某大ヒットRPGに出てくる長剣を使う人に似ていますが、めちゃくちゃイケメンで強そうなカカロというキャラが出ました。
ガチャは天井の持ち越しもあって比較的優しめだと思うので、ガチャの仕様にうんざりして散々ゲームをやめてきたことがある筆者にとっては嬉しい点です。
また、デイリークエストなどの日課も重くないため、他ゲームと一緒に遊びやすいところも評価できるでしょう。
今後改善してほしい部分は少なからずあるものの、一通り遊んでみても総合的に大きな不満点はなく、一度遊んでみる価値のあるゲームになっていると思います。
原神のパクリ?炎上した件について
鳴潮はリリースしてからすぐに「まんま原神で草」や「原神パクリすぎだろ」と叩かれて炎上しました。
確かに、一目見て原神を思い浮かべた人は多いと思います。特に原神をプレイ済みのユーザーからしたら完全にパクリと言われても仕方ないでしょう。
すでに原神が大ヒットしたこともあり、開発が原神を意識しているのかは定かではありませんが、成功者(成功した作品)を意識するのはどの業界でもよくあることです。
そもそもどんな作品でも、カテゴリが被るとある程度既存のものに似てしまうのは仕方がないことであり、それを言ってしまうなら2Dの格闘ゲームはすべてストリートファイターのパクリと言っているのと変わりません。
鳴潮はUIなどあまりにも原神に似ている要素が多かったことが原因のようですね。
鳴潮の残念なところ
鳴潮の残念なところをご紹介します。
序盤のストーリーが難解
鳴潮に限ったことではありませんが、中国産のゲームはストーリーが難解な場合がよくあります。
例えば崩壊スターレイルなどもそうですが、序盤から日本人には馴染みのない難しい漢字を使った専門用語がバンバン使われるため、ストーリー重視で遊びたい人は疲れてしまう可能性があります。
筆者も序盤から終始「どういう意味…?」でちんぷんかんぷんでした。あと文字も小さい。
また、ストーリーだけでなくステータス画面などでも専門用語が多いため、その辺も慣れるまではいまいち理解するのに苦労するでしょう。
ただストーリーの難しい内容は進むにつれて徐々に分かりやすくなるので、最初はしんどくてもスキップせずに読み進めることをおすすめします。
ユーザーから要望が多いのかどんどん改善されて面白くなります!
スペックが低い端末ではまともにプレイできない
グラフィックのクオリティが高いため、たとえプレイ可能な端末であってもスペックが低いとまともに遊べない可能性があります。
筆者が今回遊んだ端末はiPhone11 proですが、この記事を書いている時点では最新のiPhoneより4世代も古いスペックになります。
画質やフレームレートをデフォルトのままで遊んでいると、通常の移動や敵の少ない戦闘では問題なく遊べるものの、処理が重そうな敵との戦闘になるとカクつくことがありました。
4世代古い端末でも一応遊べましたが、筆者と同じように画面が重くてカクつく場合は、設定から画質などを下げてみましょう。
また、スペックの低い端末だとかなり熱を持つため、長時間のプレイはバッテリーを著しく消耗させる可能性があるのでご注意ください。不安な方はPCで遊ぶかスマホ用の冷却ファンを使いましょう。
それでも一応アプリ落ちすることはありませんでした。
スマホがコントローラーに対応していない
この記事を書いている時点では、スマホがコントローラーに対応していません。
スマホで操作するよりコントローラーの方が間違いなくアクションには向いているので、早く対応してほしい人も非常に多いかと思います。
今後対応予定ではあるようですが、時期については未定のためスマホユーザーにとってはもどかしい状況になっています。
鳴潮の良いところ
鳴潮の良いところをご紹介します。
キャラクターデザインが魅力的
初期キャラからガチャ産で手に入るキャラまで、どのキャラクターもどこか懐かしい感じのする魅力的なデザインになっています。
ただ見た目がかわいいだけでなく、さりげない仕草なんかもとても魅力的です。
か、かわいすぎる…!
スキルを使うと専用のカットインなども用意されており、推しが見つかればカメラを操作してじっくり眺めたくなってしまうでしょう。
どのスマホゲームでもキャラデザはかわいい・かっこいいが基本ですが、鳴潮も多くのユーザーに刺さりそうなデザインのキャラクターがいろいろいます。
ぜひダウンロードして自分の目で探してみてください。
自由に動き回れるのが楽しい
オープンワールドの魅力は広い世界を自由に駆け回るところですが、鳴潮はただ走り回るだけではなく、壁を登る・空を飛ぶ・泳ぐなど、一見行けないようなルートでも通ることができます。
広大なマップをストレスなく移動できるのは爽快ですね。
どう見ても掴むところのないツルツルの外壁だっておかまいなしに登れます。
スパ◯ダーマンかな…?(笑)
原神をプレイ済みの方は似たような操作に感じるかもしれませんが、この自由度の高さはオープンワールドという素材を最大限楽しめるように作られているのが分かります。
オープンワールドが好きな方はきっと楽しめるでしょう。
戦闘のアクション性が高い
前述したように、鳴潮はただ攻撃を繰り返すだけでなく、回避やパリィを駆使することでより戦闘を有利に進めることができます。
相手の攻撃に合わせてこちらも攻撃が成功するとパリィになります。
タイミングが決まって連続でコンボが入る気持ち良さがあり、操作に慣れてテクニックを磨けば戦闘の面白さは倍増します。
自分のレベルでは敵わない相手であっても、テクニックで倒せる可能性がある戦闘は手に汗握ります。
「アクションRPGが好きだけど単調なアクションは飽きる」なんて方は、ぜひ一度鳴潮のアクションを体験してみることをおすすめします。
モンスターを集めることができる
これも筆者が非常に面白いと感じた要素の一つですが、鳴潮は敵として登場したモンスターを収集することができます。
収集と言ってもポケモンのように仲間にして戦わせるのではなく、そのモンスターをスキルとして戦闘の中で使用することができます。
モンスターを倒すと『声骸』というものをドロップするので、声骸目当てでモンスターを狩り続ける楽しみがあります。
こういうレアドロ的な要素は大好きです!
鳴潮の口コミ・評価
鳴潮の口コミをいくつかご紹介します。
実際に遊んだユーザーはどのように評価をしたのか、SNSに投稿された世間のリアルな反応も参考にしてみてください。
鳴潮にリセマラは必要?やったほうがいい?
リセマラについてはおすすめしません。
不要な理由については、リセマラ自体に30分以上かかり、最高レアの排出率から見てもかなり効率が悪いためです。
排出率については以下のとおりです。
最高レアの星5の排出率はわずか0.8%しかなく、少ないガチャ回数ではなかなか引ける確率ではありません。
30分以上かけて0.8%を狙うのは途方もない時間を要することになるので、素直にそのまま始めることをおすすめします。
そのまま始めた場合でも初心者応援ガチャで恒常の星5キャラがランダムで手に入るので、期間限定のガチャはゲームを進めてから天井狙いで手に入れましょう。
恒常キャラでも性能は十分です!
無課金でも楽しめる?課金圧は?
スマホゲームには絶対に課金しない無課金ユーザーもいると思いますが、鳴潮に関しては無課金でもガチャの仕様がそれほど厳しくはないので、一切課金しない人でも楽しむことができます。
筆者自身課金は基本的にしませんが、最初にランダムで手に入る星5の恒常キャラでかなり楽しめています。
天井は80回で必ず目当ての星5キャラが手に入るので、石は自分の好みにドンピシャで刺さる期間限定のキャラが実装されるまで貯めておくのがおすすめです。
本当に欲しいキャラだけ手に入ればOKなので、個人的には課金圧も強くないと感じます。
まとめ
鳴潮とはどんなゲームか解説しましたが、実際にプレイしてみてもすべてのクオリティが一級品レベルで、とても無料とは思えないものになっています。
序盤のストーリーが難解だったり、スマホのスペックがそれなりに要求されるなど悪い点もあげましたが、リリース前からユーザーの要望を取り入れて大幅に作り直すことがあったほど高い完成度です。
原神をプレイ済みの方は分かると思いますが、オープンワールドのシステムで好みのキャラを自由自在に操れる楽しさは鳴潮にもあります。
ダウンロードして損はないスマホゲームの一つなので、気になる方はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。
アクションRPGが好きな人は『ゼンゼロ』も要チェックです!