ゼンレスゾーンゼロ（ゼンゼロ）とはどんなゲームなのかガチレビューします。
面白いのかつまらないのかリアルな口コミや評価もまとめるので、ダウンロードしようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
ゼンゼロはアタッカーやサポーターなどそれぞれの役割を持つキャラクターを操作し、滑らかで爽快感のあるアクションが魅力のゲームです。
- ハイクオリティなアクションRPGがやりたい
- プレイ人口の多い人気ゲームをやりたい
- ストリート系のゲームが好き
独特な世界観にも注目です！
ゼンレスゾーンゼロ（ゼンゼロ）ってどんなゲーム？
ゼンレスゾーンゼロ（以下ゼンゼロ）は、中国のソーシャルゲーム開発会社『HoYovers』が開発・運営しているアクションRPGです。
HoYoversといえば『崩壊3rd』や『原神』、『崩壊スターレイル』など多数の人気ゲームを開発した会社であり、その高い実績からゼンゼロもリリース前から大きな注目を浴びていました。
基本的なゲーム性としては、主に探索パートと戦闘パートの二つに分かれており、探索パートでイベントを進めながら、戦闘パートでは強大なボスなどを相手に爽快感抜群のアクションを楽しむことができます。
操作画面からイベントムービーまで、ゲーム全体を通して無料とは思えない美麗なグラフィックで描かれ、個性的なキャラクターたちの掛け合いも注目ポイントです。
ゼンゼロはその世界観も魅力の一つです。
『都市ファンタジーアクションRPG』というように、大きなビルや建物が連なる都市が舞台となっており、街にはグラフィティ（壁などに描くアート）も溢れているストリート系の世界観になっています。
近未来的な要素もある一方で、ブラウン管のテレビなど、どこかレトロでノスタルジックな雰囲気も感じることができます。
基本的にアクションゲームをスマホで操作するのは難易度が高く、どうしてもコントローラーを使った操作より劣ってしまいますが、ゼンゼロは今までのゲームにないくらいスマホでも操作しやすくなっています。
動きや音響も迫力があり、攻撃やスキルで相手のHPをゴリゴリ削る快感は最高と言えるでしょう。
銃やバットなど武器の種類もさまざまです。
ストーリーは『ホロウ』と呼ばれる危険な場所へエージェントを派遣し、探索や救助などさまざまなミッションをクリアしていきます。
この手の中国産ゲームは非常に専門用語が多くストーリーが複雑になるケースがほとんどですが、ゼンゼロに限っては驚くほど分かりやすく、難しい漢字を多用した専門用語もほとんど出てきません。
今まで「中国のスマホゲームは難解だからやる気がしない…」なんて敬遠していた人でも始めやすいでしょう。
個人的には戦闘が面白すぎてストーリーとかどうでもいいかも（笑）
ゼンレスゾーンゼロの基本情報
| タイトル | ゼンレスゾーンゼロ（ゼンゼロ / ZZZ） |
| ジャンル（カテゴリ） | 都市ファンタジーアクションRPG |
| リリース日 | 2024年7月4日 |
| 配信プラットフォーム | IOS、Android、PC、PlayStation 5 |
| 価格 | 基本プレイ無料（アプリ内課金あり） |
| 容量（サイズ） | 約25GB |
| 年齢制限 | 12歳以上 |
| 運営会社 | HoYovers |
| 公式サイト | https://zenless.hoyoverse.com/ja-jp/ |
| 公式SNS | https://x.com/zzz_jp |
| ストア評価 |
ゼンゼロを実際に遊んでみた感想・レビュー
筆者も実際にゼンゼロをダウンロードして遊んでみました。
日本語でプレイする場合は、必ずスタート画面で『Asia』を選択しましょう（デフォルトで選択されているのでそのままスタートして大丈夫です）
データダウンロード後は主人公の性別を選択します。
性別は後から変更することができないので、「性別間違えた！」「やっぱり女の子にすれば良かった」なんてことにならないよう慎重に選びましょう。
他のゲームでは男性も女性も主人公のデザインは大体似ていますが、ゼンゼロはデザインがまったく異なります！
また、最初の段階で自分に合ったストーリーの難易度も選択することができます。
モードはいつでも変更することができるので、筆者はとりあえずカジュアルモードを選択しました。
画質などの設定は基本的にすべて「中」にしていますが、それでも十分なくらい美しいグラフィックです。
街中での移動はそこまで快適ではありませんが、慣れれば特に気にならないでしょう。
チュートリアルを進めていきますが、やはり戦闘はスマホゲームの中でもトップクラスに面白い！さすがゼンゼロ最大の売りです！
通常攻撃だけでもテンポよくコンボが決まるので、これは誰でも楽しめるように設計されているのが分かります。
気になるガチャについては、ランダムで最高レア（S級エージェント）が50回以内に手に入る初心者ガチャが用意されています。
ガチャ演出はブラウン管テレビが積み重なっており、それぞれの画面にアルファベットで結果が表示されます。レア度はS＞A＞Bの順です。
この時点で最高レアが引けたか分かってしまうので、ドキドキしたい人にとっては残念なガチャ演出かもしれません。
筆者も配布された石で20連回しましたが、残念ながら最高レアより一つ下のA級エージェントしか出ませんでした。
でもかわいい！
「キャラ以外の丸いの何？」と思われた方もいるかもしれませんが、ゼンゼロのガチャはキャラと一緒に武器も混ざっているいわゆる闇鍋ガチャです。
基本的にこの丸いものばかりが出てくるので、ガチャに関してはいまいちつまらないというか面白味がありませんでした。
ゼンゼロはキャラ一人ひとりが性能も武器もまったく異なるので、新しいキャラが引けたときの戦闘で使うワクワク感は強く、今後もどんどん新しい限定キャラなどが実装されるのは非常に楽しみになります。
これほどの作り込みだと新キャラが待ち遠しくなる！
ゼンゼロの残念なところ
ゼンゼロの残念なところをご紹介します。
画面酔いする可能性がある
アクション性が高いだけに、めまぐるしく動く画面に酔ってしまう可能性があります。
もちろん個人差はあると思いますが、プラットフォームに限らず3Dゲームでよく画面酔いする人は注意が必要です。
また、ビビットカラーのような明るく鮮やかな色が多用されているため、目が疲れやすくなってしまうこともあります。
アクションゲームで酔いやすい人は、最初のうちは1時間おきに休憩を挟むなどして徐々に慣れるようにしましょう。
慣れれば長時間のプレイでも酔わなくなります。
容量が重い
ゼンゼロは筆者が今まで遊んできたスマホゲームの中でもダントツで容量が重いゲームです。以下がその容量になります。
約25GBは、鳴潮や崩壊スターレイルのような美麗グラフィックのゲームよりさらに倍ほど重い容量です。
たくさんゲームをインストールする人にとってはかなり圧迫する容量ですね…
この容量はゲーム開始時に『完全版ダウンロード』を選択した場合の容量なので、「やり込むか分からないけどちょっとお試しでやってみたい」という人は、容量の軽い『お試し版ダウンロード』を選択しましょう。
また、PCではなくスマホでのプレイだと端末もかなりの熱を持つため、バッテリーの劣化を防ぐためにも冷却ファンの使用をおすすめします。
連携スキルによる強制的なキャラ変更がある
ゼンゼロの目玉であるアクションですが、その戦闘中にほぼ強制的なキャラ変更（連携スキル）をしながら戦いを有利に進めるシステムになっています。
パーティーは最大3人まで好きなキャラを選択して出撃することになりますが、以下のように敵をブレイクすると、控えの2人どちらかにバトンタッチして味方へのバフや追撃ダメージを狙います。
これが一部のユーザーから賛否あり、「キャラは自分の好きなタイミングで変えたい」と言われています。
もちろん連携スキルを使わないこともできますが、画面がスローになるのでテンポが悪くなります。
※追記：ユーザーからの不評を受け、連携スキルをキャンセルできるよう『手動連携スキル』が実装されると発表がありました！
ホロウ探索がつまらない
ゲーム内には『ホロウ探索』と呼ばれるすごろくのようなシステムがあり、これについて「面白くない」「苦痛」「つまらない」と感じてしまう人が多数います。
せっかくの目玉である戦闘アクションを楽しみたいのに、ぽちぽちテレビ画面を移動しながらゴールを目指さなければいけません。
ホロウ探索はスルーできるものではなく、メインストーリーの中で必ずやることなので、これがとにかく不評の一つでもあります。
戦闘がしたいのになぜつまらないすごろくをしなければいけないんだって気持ちは分かるかも…
ゼンゼロの良いところ
ゼンゼロの良いところをご紹介します。
アニメーションのクオリティが高い
ゼンゼロは同会社が運営している原神や崩壊スターレイルと比較しても、アニメーションがかなりアメコミ風というか、動きがカートゥーンやディズニーに近いものを感じます。
今までとは毛色の違う感じが個人的にはとても面白く、アニメーションが流れると思わず見入ってしまいます。
以下の公式動画などでも確認することができるので、ぜひチェックしてみてください。
ビリーというキャラクターが特に個性的でコミカルな動きをしますが、エレンも非常にかわいらしくて人気の高いキャラクターです。
表情も仕草もかわいすぎる！
アクションの爽快感が抜群に良い
何度もご紹介しているように、とにかくアクションの爽快感は非常に素晴らしいものになっており、これだけでも一度遊んでみる価値があります。
剣で切り刻んだり、遠距離から二丁拳銃で撃ちまくったり、攻撃とスキルを連続で叩き込む気持ち良さはスマホゲームでもトップクラスと言えるでしょう。
ターゲティングもしやすく、近い標的にオートでロックオンしてくれるため、アクションが苦手な初心者でもかなり操作しやすくなっています。
かといって決して単調な戦闘というわけではなく、パリィや極限回避などタイミングを計る場面もあり、PSが上がれば上がるほどさらにスタイリッシュな戦闘を楽しむことができます。
これはストレス解消！
ストーリーをスキップしても大まかな内容が分かる
ストーリーは画面の右上からスキップすることが可能ですが、このスキップについて、ゼンゼロは他のゲームとは大きく異なる点があります。
一般的なゲームはスキップしてしまうと物語の全容が分からなくなってしまいますが、ゼンゼロはスキップする際に大まかな内容を教えてくれます。
このように説明が表示されるので、「ストーリーはなんとなく分かればいい」という人にはとても親切な仕様になっています。
ゼンゼロの口コミ・評価
ゼンゼロの口コミを良いものと悪いものを含めていくつかご紹介します。
実際に遊んだユーザーはどのように評価をしたのか、SNSに投稿された世間のリアルな反応も参考にしてみてください。
ゼンゼロにリセマラは必要？やったほうがいい？
ゼンゼロのリセマラについてはおすすめしません。
リセマラの所要時間が20分以上と長くかかる上に、毎回HoYoverseアカウントを作り直す必要があるため、非常に面倒で多くの時間を費やすことになります。
キャラガチャの最高レアの排出率も低いため、目当てのキャラが引ける確率を考えると20分以上かかるリセマラは時間の無駄と言えるでしょう。
ゼンゼロは最高レアのキャラでなくても育成すれば性能は申し分なく、前述したように初回のみ50回の天井でランダムの最高レアが1体手に入るようになっています。
リセマラは必要ありません！
無課金でも楽しめる？
ゼンゼロのガチャシステムは原神や崩壊スターレイルとほとんど同じなので、無課金で遊ぶ場合はよっぽど好みに刺さるキャラが実装されるまで石はひたすら貯めることをおすすめします。
ガチャの引き継ぎはあるものの、ピックアップキャラが確実に排出されるまでの天井は重いため、無課金だと余計なガチャは一切引けないと思った方がいいでしょう。
また、凸は同一キャラが7体必要なので、相当やり込みたい場合に無課金では限界を感じる可能性があります。
石の配布も多くありません。
まとめ
ゼンレスゾーンゼロ（ゼンゼロ）とはどんなゲームなのか徹底レビューしましたが、中国産のハイクオリティなスマホゲームの中でも一線を画するものになっており、特にスタイリッシュで爽快感溢れる戦闘アクションは一見の価値ありです。面白いかつまらないかで言えば間違いなく面白い部類に入るでしょう。
アニメーションムービーもとても滑らかで、スペックが高くない筆者のスマホでも十分に楽しむことができました。
メインストーリーのすごろくやガチャの渋さから一部で批判的な声もありますが、ゼンゼロに限らずすべてが完璧なゲームは存在しないので、アクションRPGが好きだったりキャラデザや雰囲気を好みに感じた人は、ぜひ一度ダウンロードしてみましょう。
もはやどこまでクオリティが上がるのか…！
